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僕は女の子だよ!9才のMTFの物語

公開日: その他

ダナンちゃん01

2才の頃から、スカートを穿いたりカツラを付けたいと言い出した、ダナンちゃん。
ダナンゃんのママは、ヨガ講師。(39才)
お父ちゃまは、警察官。(45才)

ダナンちゃんの親は、息子に振る舞い方や「男らしさ」を教え込むのに苦労していた。

ダナンちゃんが4才の時、
ハサミを使って自分の性器を切り取ろうとしているのを母が見つけ、
ダナンちゃんが母に「これ、邪魔だから無くそうと思って・・・」と言ったそうです。

彼は2年以上に渡って、
多動性障害、双極性障害
と誤診されてきた。

ダナンちゃんの一ヶ月に及ぶ検査の結果

ダナンちゃんは、性同一性障害と診断された。

医師によると「年齢に関係なく、彼は女の子として生活を送る必要がある」と。

以来、両親は彼を娘として生活させる方針に決めた。
ダナンちゃん自身、自分の名前を「男女両方で使える名前」として、変えるつもりは無いらしい。

15歳になった時に、仮に性転換手術を希望したとしても、
母親はダナンちゃんを支えるつもりだと言う。

ダナンちゃんの2才の頃

彼女は回想する「2歳のあの子を、小さな女の子がいる家に連れて行ったときの事。シンデレラの格好をして遊んでいました。ハイヒールを履いてピンクのマニキュアをして・・・。
「そろそろ脱ぎなさい」と言ったら泣き出したんです。

男の子の格好をさせれば泣き叫ぶ・・・。

保育園でも、トラックやヒーロー物のオモチャで遊ぶのは嫌いで、女の子達と台所セットで遊ぶのを好んでいましたね。

今思えば、それが兆候だったのでしょう・・・。」

ダナンちゃんは、自分の似顔絵も、女の子っぽく描いていた。
しかし描かれたその表情はどことなく暗い顔をしていた。

3才のダナンちゃん

そして3歳頃から癇癪(かんしゃく)が酷く(ひどく)なって言った。
「髪の毛を短く切ろうとしたり、男の子っぽくしなさい」と言う度に怒り狂い、
「なんで自分にはオチンチンがついてるの?!」って・・・。

ダナンちゃん03

たまにはピンクのTシャツの下にネックレスを付けてあげたりもしていました。
でも主人は良い思いをしていませんでした。
彼は「いかにも男」でしたから。

彼が消沈(しょうちん)している姿を見るのも、また辛かった・・・。

ダナンちゃん、学校での出来事

学校で女子トイレを使ったり、女の子のグループに混じって会話をしている様子から
「もしかしてダナンちゃんはゲイかも?」って正直に感じました。
幸い、通っている小学校の子達は、息子の事を受け入れてくれてたんです。」

一方で父親は、息子の振る舞いに対して徐々に怒りを増していった。
「彼は、息子にもっと男らしくなって欲しいと思っていたけれど、
私はダナンちゃんに幸せでいて欲しかったんです。

徐々に学校でも問題が起こるようになってきました。
いじめに合い、そして教師達も手を指し伸べてはくれなかった・・・。」

父親のBillさんいわく「こんな事を言われました。
「プリンセスキャラのバックパックや弁当箱を持たせるのは止めるべき。
他の子達が困惑するんだ。生徒達の気が散るんですよ」ってね」

「我々は孤立しているんだ。こう言う経験をした家族も他にいるんだろうな・・・」
って思いました。

ダナンちゃんのお母さんの決意!

ダナンを外に出す事がとても悲しかった。
でも、あの子は「女の子でいる事」に幸せを感じている。

異様な事だけれど、選択は一つしかなかった。
「あなたは男の子の体に女の子の脳を持って産まれて来たのよ」と息子に言いました。

そしたらダナンは
「知ってるよ。私は女の子だもん」・・・。

「これからはあなたの事を、女の子として育てます」と告げました」

「先ずは、洋服から買いに行きましょう」と言ったら、
彼の顔からは笑みがこぼれっ放しで・・・。

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ダナンはフリルの付いたピンクのスカートとキラキラの靴を選びました。
そして幾つかお人形さんも買ってやりました。

すると途端にダナンは解き放たれた様になりました。不思議だった。
だって娘を授かった事なんか一度も無いんだから。
でも、彼の為にしてあげた事なんです・・・。

しばらくしてから、女の子としての学校生活が始まりました。

校長先生にダナンの事を告げましたが、とても好意的で・・・。
でも生徒の子達には言いませんでした。
たまにワケが解らなくなる時もあるけれど、「彼女」に対して違和感を感じるにはそんなに時間は掛からなかった。

9才のダナンちゃん

現在9歳のDanannはガールスカウトにも所属し、学校でも優秀だ。

「夫婦仲は上手くやっています。彼が現実を受け止めるにはまだ時間が掛かるだろ」
「今やパパっ子の娘なんです。ダナンのお父さんは、以前よりも娘(ダナン)をショッピングに連れて行くようになりました。兄のJamesも受け入れようと頑張っています。」

性転換手術に関しては、思春期になるまで待つという。

次のステップのホルモン投与は、「彼女」の判断に任せようと思っています。
あの子が望むなら、10歳頃からホルモンブロックを開始し、それから15歳くらいでホルモン投与を始めます。
それによって、肌は柔らかくなり、体毛が減り、胸が発達します。
性転換手術もその次期にと考えています。
前例のある事であり、あの子もその位の年齢になれば「本当にそうしたいかどうか?」が自分で判断できると思うので。

批判も多いとは思うけれど、ダナンを無理やり男のままでいさせる事なんて私には出来ません。
ダナンが幸せでいる事が私の喜びなんです。

今回、この話を公開する気になったのは、
「多くの人々に、現実を理解して欲しい、
そして同様の境遇で苦しんでいる人達の支えになりたい」
この2つの理由からだという。

「一番難しいのは、他人の反応です。こういう事実を告白するまでは、
周りの人達がいかに好意的「だった」かって事を思い知らされます。
多くの人々にとって、コレは受け入れがたい事なんです」

「もしもこういう子達が「自分らしくいる事を」認められないとしたら、とても悲しい事。
私の「娘」は根っからの少女なんです」

ダナンちゃん04

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