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国内で性別適合手術(SRS)を受けた真理子さんの体験談

公開日: MTFのSRS(性別適合手術)

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2013年1月に性別適合手術を受けて女性の身体を獲得した真理子さん。
なんと、真理子さんは、教会を作って牧師をしている方なんです!

そこで、以下に真理子さんの体験談をまとめてみました。

出典:真理子の生活と意見
http://www.babelbible.net/mariko/opi.cgi?doc=gidoperation&course=gid

◆国内で精神科医の診断不要で手術行える病院と出会う。

真理子は大の精神科嫌いだったので、
長らく「私には性同一性障害の診断なんて得られっこない。外国に行けばともかく、日本で手術なんてムリ」
と思っていましたが、精神科医の診断が不要でいきなり手術をしてくれる病院が、
なんとこの日本にもあったのだということが分かって、手術を受けてしまったんですね。

性別適合(SRS)を受けた病院は、名古屋にあるフローブクリニックです。

この病院は、土肥いつきさんという方が手術を受け、
しかもその様子が映画『Coming Out Story』に記録されているのです。
それなら確かだ、というので、この映画を見た私はさっそく連絡をとり、さっそく手術を受けたというわけです。

◆受けた手術概要

手術の名称としては「陰茎切除術」「睾丸摘出術」なんですが、
要は男性器を全部とってしまうこと、
そして女性器のうち、ワレメ、小陰唇、クリトリス、尿道口を作ってそれっぽくします。
さらに頼めば「造膣術」もメニューにありますが、相談の上、それはなしということになりました。

◆造膣をしない理由

私には膣がありません。永遠の処女ですね。

フローブクリニックのHPにも書かれていますが、
膣を作るのって大変だし、維持管理が大変。

膣もどきを作る努力をするくらいなら、女としてのパス度を高めるなど別の努力をしたほうがいいのではないか、
というのがこのフローブクリニックの主張であり、私もそれを認めたので、膣は作ってないわけです。

造膣をしない理由①
子を産むわけでもなく生理があるわけでもなし。
膣を作らなくても戸籍の性別変更には全然問題がないので、この病院では勧めていないんです。

造膣をしない理由②
膣を作るには医療用ドリルで肛門近くに深さ20センチほどの穴をあけねばならず、
手術時、さらに維持管理時に間違って傷つけて直腸まで突き破ってしまうということが結構あるらしい。

造膣をしない理由③
皮膚は、以前は陰茎の皮を裏返して利用していたようですが、粘膜ではないため濡れません。
セックスのときは必ずゼリーを塗らないと痛くてたまらないらしい。
今ではS字結腸を切り取って作るらしく、これだと濡れる膣になりますが、
もとがS字結腸ですからかなりクサいらしい。

造膣をしない理由④
絶えず何かを入れておかないと小さくなってしまうので、
ダイレーターという直径3センチ程度長さ20センチ程度の棒をつっこんでおかねばならない。
少なくとも就寝時は必須らしい。
実物を見せてもらいましたけどかなりコワいです。

造膣をしない理由⑤
術例写真を見せてもらったけど、きれいじゃないんです。
男が見たら絶対にドン引きします。

◆性別適合手術で掛かった費用

これで費用は105万円。高いですか? そうでもないですよね。
意味合いの大きさにくらべればたいした手術じゃないんです。

◆手術前日

前日の朝は大便に具が混じらないように主食主体の簡単な食事をする。
昼からは絶食で水分補給のみ。
当日の朝に念のため浣腸して中身を全部出す。
性器に生えた毛を全部剃って臨む。

◆手術当日

10時に病院に入って早速手術開始。
全身麻酔で眠らされているうちに全部終わってしまう。
起きたのは17時。
私の場合ちょっと太っていたのでけっこう大変だったらしいのだけど、普通の人なら5時間くらいで終わってしまうらしい。

◆SRS術後病院に宿泊

この日の夜は病院に宿泊。
町の小さな美容外科なので入院設備ないけど、院長が一緒に泊まってくれた。
当日はさすがに何ものどを通らない。
指示されてウイダーインゼリーを1つ食べてみるけど全部戻してしまった。

◆翌日、体力回復!何でも食べられるようになった。

翌朝になると体力は回復し、何でも食べられるようになったから不思議なものだ。
これで食事の制限は完全になくなりました。

退院して近くのホテルに投宿。
この日の夜は東京から見舞いに来てくれた友人と一緒にイタリアンレストランでワインをボトル1本空けてしまったほどだ。
だって土肥いつきさんって、手術の翌日に大酒くらったらしいので、じゃ私も大丈夫だって思ったんだもの。大丈夫でした。

◆ホテルに3泊4日生活

局部は尿道にカテーテルがささっているばかりか、
Vゾーンに2箇所、うみを出すためのドレナージという管が刺さっている。
ここからぽたぽたと赤い液体が出てきて大変。
近所の薬局で「多い日用ナプキン」をたくさん買って、数時間ごとに交換。
そういう状態であるのさえ耐えられれば外出も可能。

ホテルは午前中清掃のために空けなければならないので、
私は結構いろいろ出掛けていた。
性同一性障害の後藤香織さんが司祭をつとめている聖公会名古屋聖ヨハネ教会の礼拝に行ったりもした。

◆病院で股間を点検

ホテルをチェックアウトした後、病院に立ち寄って股間を点検してもらう。
かなり順調で、ドレナージの管を外してもらい、シャワーの許可をもらって新幹線で横浜の自宅に帰宅。

◆横浜の自宅に帰宅後

自宅でシャワーしつつ、おしっこ袋を持ちながらの生活。
その翌週に再び名古屋に行って尿道のカテーテルを外してもらい、
ここからは完全に普通の生活になる。

埼玉医大などガイドラインに従った病院だと、ここまで1~2週間、へたすりゃ手術前数日も入院生活でしょうね。

桃子のコメント

桃子は、玉抜き止まりですが、真理子さんの体験談を読んでみると、
造膣術をしない性別適合手術の方が、身体の回復力が早いと感じました。
真理子さんが造膣術をしない理由も読むと、どれだけ造膣術が身体には大きな負担になり、
毎日棒を入れて生活するのも抵抗ありますね。
せっかく造膣を作ったのに男が見たら絶対にドン引きなら造膣術の意味はないかと思いますけどね。

真理子さんの体験談のご提供ありがとうございました。

 出典:真理子の生活と意見
http://www.babelbible.net/mariko/opi.cgi?doc=gidoperation&course=gid

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